認知症 予防の方法は、そのまま治し方としても有効ですので、すでに認知症と診断された方にもリハビリとしてやってみても良いでしょう。
たとえば目の前に5つの物品を並べて、それをよく見て覚えておいて下さいと指示し、それらの物品を隠して「さあ何がありましたか?」と認知症の人に尋ねると、1分もしないのに答えられないような状態になるのです。
しかし、記憶する内容によっては認知症のない人でも急にいろいろ聞かれると答えられないことがありますね。
テレビに出てくる若い芸能人の名前は、中年の人にはさっぱり覚えられません。これはつまり、自分にあまり興味のない事柄は一般に記憶に残らない傾向にあるといえます。
ですので、認知症 治し方にも同じことが言えますが、その人の興味がありそうなことをドンドン話したり聞いたりしてみてください。
物品を見せて隠して聞いてテストする方法も、最初はごく短い時間からやってみてください。徐々に記憶力が強化されて、少しずつ長い時間覚えていられるようになります。