犬にとって何が楽しくて何が嫌であるかを意識

実は飼い主は、犬にとって嬉しいことや嫌なことをその一存で開始し、終わらせる絶対的な力を握っています。ただこれまではその力を十分に行使してこなかっただけなのです。

また私達は犬にとって何が楽しくて何が嫌であるかを十分に意識して犬のしつけをしていかないと、知らず知らずのうちに好ましくない行動を強化したり、貴重な機会をみすみす見逃してしまうことになります。

自分のほうが犬にコントロールされていると感じる飼い主もいるかもしれないが、これは人間の行動が同じ法則に支配されているためです。

犬のしつけにはそれを十分自分の中で理解して望まないといけません。

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犬の便秘は比較的少ない

犬の便秘は比較的少ないです。犬の下痢の原因でもっとも多い、食事によって引き起こされる下痢は、食べすぎの他、食物アレルギーの場合もあり、食事療法によって治療していきます。

犬は、今まで食べていた食事から急に新しい食事に切り替えるだけでも下痢を起こすことが多く、とてもデリケートな胃腸をしています。病気や肥満などでフードを替えるときは急にではなく、1週間くらい時間をかけて徐々に移行させます。

消化率の高い、栄養のバランスのとれたよいフードを与えることです。アレルギーの原因になりやすい食事は与えないこと。さらに、1日6食にする、ゆっくり食べさせる、という基本的なことを守るだけで症状はかなり改善されるでしょう。

下痢のときの注意としては、脱水症状を起こしている場合もありますので、医者から特別な指示がない限り、新鮮な水をいつでも飲めるようにしてあげてください。

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犬のしつけと状況の変化

犬の状況が変化するというのは、次のようなケースをいいます。これまでの犬の経験から庭での排泄は安全で、ときにはごほうびがもらえること、また室内の排泄は危険を伴うことを犬が学習しており、庭で排泄する習慣がかなりしっかりと定着していたとします。

ある日飼い主は犬の排泄物のせいで芝生が黄色く変色していることに気づき、これからは庭の一角だけで排泄させることにしました。そこでトイレの時間になると、犬をリードにつないで決められた排泄場所に連れてゆき、犬が排泄するたびにほめるということを2-3週間繰り返しました。

その後リードを外して自由に排泄させたところ、犬は最初の何度かは芝生の上で排泄し、飼い主はそのたびに犬を叱りました。3日目になると犬は庭で排泄するのを嫌がるようになりました。

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困った飼い主は犬を散歩に連れ出しました。犬はがまんの限界にきていたので、散歩の途中で排泄し、飼い主は犬をほめました。庭よりも散歩の途中で排泄してもらったほうが都合がよいと考えたのです。

これを機に飼い主は、排泄の時間がくると犬を連れて近所を1周するようになりました。これで問題は解決し、庭が汚されることもなくなったのです。